グレコが70年代に展開していたサブブランド「WESTMINSTER」のSGです。 ネックプレートによれば、製造はマツモク。シリアルは「G761275」。1976年のカタログにあるモデルなので76年製か77年製と思われます。 当時の定価は33,000円。廉価版とはいえ、消費者物価指数（持家の帰属家賃を除く総合）で比較すると、102.3（令和2年）÷65.0（昭和52年）＝1.6倍なので、52,800円くらいのギターと思われます。 一度全パーツ分解し、パーツごとに磨き上げ。フレットはピカールで、指板はオイルでピカピカに磨き上げました。 ピアプロでは「ギターの親父」として、クリーントーンでのカッティングやクランチで試奏してみました。 3フレットくらいまでの指板の剥がれがあったので、サランラップにタイトボンドを着けて隙間に塗って圧着しました。 PUは前後とも欠品していたのでフロントにはエピフォン製（裏面にブランド銘あり）、リアにはメーカー不明のPUを搭載しました。 ペグも欠品していたので中華製の新品を付けています。 ボディサイドに大きな塗装剥がれがあり、他にもいくつか塗装剥がれがありましたが、赤色のステインで着色して何度かクリアラッカーを塗って補修しています。 トラスロッドカバーは欠品しています。 ネックはほぼストレート。トラスロッドはいじっていません。 ネックはほぼストレート。 ボリューム、トーンにガリはなし。 フレットは6～7割くらいは残っている感じです。 弦は新品に交換してあります。ミディアムゲージなので010-046のライトゲージを張っています。 ケースやアンプ等は付属しません。本体のみです。 ボディ：ナトー ネック：ナトー 指板：ローズウッド 【追加】アッセンブリーの写真を追加しました。 フロント＆リアのPUからの部分以外はもともと入手時点のまま変更していません。